前の画像へ
次の画像へ

2022年8月3日~2022年9月4日 / 千葉県 佐倉市 / 季节・仪式

拡大
終了しました
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
住所 285-8502 千葉県 佐倉市 城内町117
日程 2022年8月3日~2022年9月4日
時間 9時30分~16時30分
[時間詳細]

●入苑は16:00まで。※8/15(月)~21(日)は8:30から開苑
●休苑日:月曜日(休日の場合は開苑し、翌日休苑)※8/15(月)は開苑

[アクセス]

電車:京成本線「京成佐倉駅」から徒歩約25分。またはバス約5分。JR東日本「佐倉駅」からバス約15分。
車:東関東自動車道 四街道ICまたは佐倉ICから約15分。

[会場詳細]

Web Access No.716117

くらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」

江戸時代以降に作り出されてきた、朝顔とは思えない変わった花形や葉形の「変化朝顔」を、約100系統、約700鉢展示。
朝顔は古くから多くの人々に親しまれてきました。特に江戸時代以降、文化・文政期、嘉永・安政期、明治・大正期など、繰り返し朝顔ブームが訪れ、変化朝顔とよばれる、朝顔に見えないような多様な形の花と葉を持つ朝顔が作り出されてきました。特に、朝顔は一年草であるにも関わらず、種子を結ばない変異も種子によって維持してきたことは世界的に見ても特異なもので、幕末の嘉永・安政期にはきわめて多くの品種が作り出されていたようです。
しかし、大正期以降、現在でも広く栽培されている大輪朝顔の栽培が盛んになる一方、変化朝顔の愛好家は次第に減少し、第二次世界大戦後の変化朝顔はわずか数名の愛好家によって維持される状況になりました。幸いなことに、江戸期に起源を持つ変化朝顔の変異の多くは、愛好家や研究者の努力によって現在まで維持されているのです。そこで、江戸時代以降の独創的な知識と技術を駆使してつくり上げられた伝統の朝顔を広く知っていただき、人と植物との関わりを見るべく、当苑では1999年以降、歴史資料としてこれらの朝顔を展示してきました。

今回は、「続・外国人がみた変化朝顔」をテーマに、昨年の続編として、エリザ・シドモアや津田梅子、彼女の父である津田仙により明治期に外国で紹介された変化朝顔について、パネルで展示します。
また、くらしの植物苑内のビニルハウス、東(あずま)屋、よしず展示場に、当苑で栽培した鉢植えの朝顔を展示します。

●変化朝顔 正木系40系統、出物25系統
●明治時代以降の大輪朝顔25系統程度
●ヨーロッパ・北米産の近縁の朝顔10系統程度


個人100円
※高校生以下は入苑無料。
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入苑無料。
※博物館の総合展示・企画展示は別途料金がかかります。
※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。
また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。
[お問い合わせ先]
ハローダイヤル 050-5541-8600
  • [登録者]国立歴史民俗博物館
  • [言語]日本語
  • 登録日 : 2022/07/12
  • 掲載日 : 2022/07/12
  • 変更日 : 2022/07/12
  • 総閲覧数 : 312 人